昨日に引き続き、勢いでキャラ語りします。
今回はジャック編。
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●ジャック
好きなキャラです。当サイトの作品を読まれている方はご存知かもしれませんが、私は彼が意外と好きです(笑)
デザイン的にはギャグキャラで、主人公のギンタをたてる役割を持ちつつも、コメディリリーフとしての立ち回りが多いかと思いきや、しっかりと彼独自の世界観があり、存在感がある。
彼は主人公ではないけれど、主役の隣にいてこそ輝くキャラだと思います。
私が好きなのは、ウォーゲーム4thバトル。アルヴィスの「メルヘヴンが好きか?」という問いに対して自問自答しているシーン。
「当たり前だ!」と即答したギンタに対して、ジャックは内心ひそかに色々と考えている。
「オイラはメルヘヴンの中でもパヅリカっつーのイナカの農夫だから、『メルヘヴン好きか?』なんて聞かれても、話がでかすぎて、正直ピンとこない。」
「オイラにとってメルヘヴンを守るってことは、メルヘヴンのために戦うってことは、
島でオイラを待ってる母ちゃんのために戦うってことだ」
「オイラはメルヘヴンのために最高の親孝行をするぞーーー!!!」
このシーンを初めて読んだ時「わ、安西先生すごく良いキャラ作ったなぁ…!」と思いました。
彼は異世界の人間であるけれど、とても等身大のキャラクターで、下手したらギンタよりも読者に近い側の人間になりえる。ギンタやアルヴィスといった主役然としたキャラについていけない読者にとって、とても身近な存在になりえる。
こんなキャラクターの魅力の出し方があるのか…!と当時感動したのを覚えています。
そう、ジャックはいい意味で、普通の人なんですよね。
戦う理由は、けして大きくなくていいんだと。
ギンタやアルヴィスと、同じじゃなくてもいいんだと。背伸びして、無理に合わせることなく、彼は彼なりの理由を自分で見つけて、戦う決意をする。
当時「ギンタの仲間」という大きな括りで見ていた中、存在感を強烈に増したこのシーンを読んで、私は彼のことがぐっと好きになりました。
憧れのヒーローとは遠い生活をする、普通の人たちが共感しやすい「家族のために」という理由。これが根っこにあるのが、彼のアイデンティティーでもあり、最大の魅力だと思います。
植物使い、というのも家庭的な一面の要素ですね。
他に好きなシーン
原作
・5thバトル「まだお別れしたくない、友達の声が聞こえたんだ!」
・カルデア訪問後、ギンタとの会話。
アニオリ
・ゾンネンズ戦で足手まといじゃないことを証明するシーン。
・東京編の洗脳中、ギンタへのライバル心を見せるシーン「なんでか、アンタにだけは絶対負けたくないっス」
・「かわいい来客」でのポズンやポリンちゃんとのやりとり。
ゲーム
・カルデアの悪魔・クレイドンの森で小さな木に対して「おまえだけ、みんなより小さいのはかわいそうっス…」
ジャックの場合は、どちらかというとセリフより、何気ない呟きやシーンとかの印象が強いです。
ゲームで早起きして修行してたり、ドロシーを姐さんと呼んでいたり。岩の親子に驚いていたり。
ふとしたところから彼の素朴な人となりが見えて、そこもまた好ましく思ったりします。

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