烈火の/炎のOP「なんか/幸せ」にはまっています。
アニメを時々まとめて観ているんですが、漫画から入ったのもあって初めてOPを観た時「皆が動いてる…!」と何か感動してしまいました。いい曲ですよね!
OP映像も97年と昔に作られたにしてはいい作りで、火影が魔導具使って戦っている場面の皆の動きが好きです。楽しい!
最後炎が激突するシーンは「おおお!!」と思わず口に出して観てしまいました。音楽との相乗効果ってやっぱり大きいなぁ。
MARはアニメから入ったので、アニメになった時の感動を味わい損ねてしまったのが悔しいです。
でもアニメになる丁度一年前、一度だけ原作を読んだことがあります。
コナンの映画「銀翼の/マジシャン」公開記念に作られたツタヤの無料サンデー立ち読み本で、MAR原作3巻の一部が掲載されてたんです。
私は丁度中学三年生になったばかりで、誕生日が遅いのでギンタとは同い年。
「後回し!オレもこの世界守りてぇ!!」
と笑って言い放ったギンタが、当時の私にはとても不思議なものに思えたのを覚えています。
当時は今ほど漫画を読んでいたわけではないのですが、ギンタはこれまで知ってた少年漫画の主人公とはまったく違ったんです。
過去の因縁とか、安っぽい正義感とか。そういうことは関係なく、ただ「好きな世界だから守る」。
後にダンナのことが明らかになりますが、その時点では「元の世界に戻る」ことが目的だったのに、それをあっさり「後回し!」と放り出す彼がすごく新鮮で、直感的に「私この子好きだ」と思いました。
それが、本当に本当の初めての出会い。
その後、その冊子はなかなか捨てられず、くたくたになるまで何度も読み直しました。
そして暫くした後、本屋で立ち読みしたアニ/メディアの巻末情報欄で「MARがアニメ化」という項目を見て、「あ、確かあの時の漫画だ」と暫くじっとその記事を眺めていました。
小さな出来事だったんですけど、両方ともなぜかずっと忘れられなかった。
今思えば、自分なりに何となく縁を感じていたのかもしれません。
そして一年後、高校生になった夏に、先輩に「保志さんが出てるアニメ」と紹介してもらったのをきっかけに、初めてアニメを見ました。
それから原作を読破して、ゲームを買って、アニメを最後まで見て…気がつけばサイトを開いてここにいます。
ツタヤの冊子を読んでいた頃は、MARという作品が自分の中でこんなに大きな存在になるとは思ってもみませんでした。
…素敵なものに出会うきっかけって、実はちょっとしたことなのかもしれませんね。