昨晩ふと気になったので、徐に漫画とゲーム攻略本を開いてメルヘヴンの地理を一人で検証してました。
文章では説明しにくいので、咄嗟に書いた地図でご説明します。
フリーハンドもいいところなので、出来についてはあまり言及しないで下さい。
水色:レギンレイヴ
薄紫:パヅリカ
オレンジ:アカルパポート
青:レスターヴァ
ピンク:カルデア諸島
といった感じです。
今更気付いたんですけど、アカルパポートってレギンレイヴと同じ大陸にあったんですね!
ゲームでは海を経由しないと行けないから、別の大陸ってイメージがあったんですが…意外と近かった。
そして、何より吃驚した上に嬉しかったのが、ゲームの地図が原作にとても忠実なんです!!
上の地図の赤い星の部分に、原作では謎の島があります。
ここが、ゲームで初出する軍事国家パルトガインです。
クラヴィーアを巡る旅は、レギンレイヴのあるこの一つの大陸の中でのお話だったんですね。
こんな近くにクラヴィーアへの階段があったなんて…って感じですが、10歳のアルヴィスの足で行ける範囲にも限度がありますから、当然と言えば当然の地理設定だとも思われます。当時はアンダータ持ってない筈ですしね。
攻略本を持ってる方は是非、原作の地図と照らし合わせてみて下さい。ウェッジタウンの場所まで忠実なので、本当に吃驚します。
この後、クラヴィーアについてネタバレを多大に含めて色々書いています。ちょっと文章が長くなってしまいましたので、続きに仕舞います。
クラヴィーアって、パッケージには「安西先生完全監修」と書かれてますが、カルデアの悪魔に比べて認知度が低く、公式外伝なのかパラレルワールド的な話なのかいまいち判断がつかなった所があるんですね。
本編自体が原作の流れから逸脱していますし、クリアしても明らかにならない謎も多いですし。
地図も一見、原作とは異なっているように見えますから、事実この数年間、私はアニメと同じ様にゲーム設定も、一種のパラレルワールドなのかなと思っていました。
でも、全ての始まりである原作の地理を、ここまで忠実に再現してくれたということは、パルトガインやクラヴィーアはメルヘヴン世界に実在していると考えてもよく、アルヴィスがあのダガーで、ギンタを喚んだのも公式設定として考えてもいいんだと思えたら何か凄く嬉しくて、泣きそうになってしまいました。
多忙な安西先生があの当時、ゲームシナリオにどれだけ関わられたかはわかりませんが、原作に既出だった地理をこれだけ生かしてくれているという事実や素晴らしい台詞の数々が、ゲーム開発に関わった全ての人の意気込みを表しているようで、発売から何年も経った今も、胸が熱くなります。
…私の様なアルヴィスファンにとって、クラヴィーアは聖書の様なものですが、他のキャラクターファンの方には親切ではない話とも思っています。
全員が均等に活躍するカルデアの悪魔に比べると、クラヴィーアはアルヴィスとギンタを中心にストーリーが動いていきますし、
「メルヘヴンの危機」が主題となった前作に対し、クラヴィーアは「個人の運命」と、スケールの大きさにも違いがありますから。
アルヴィス好きさんには問答無用でお勧めできますが、他のキャラクターファンの方にはカルデアの悪魔の方が良いだろうと理解しているつもりです。
私もアルヴィスだけでなく、メルキャラ全員が大好きなので。
それを承知であえて、アルヴィスファンの以外の方にもこのゲームを楽しんで頂けたらなぁと思います。
決してキャラ人気を理由に作られたゲームではないですので。「アルヴィスだけ贔屓されてる!」とどうか御怒りにならずに、メルヘヴンを巡る小さな話の一端に触れて頂けたらなと思います。
なんて、またコ○ミの回し者のように長々書いてしまいましたが、もっとクラヴィーアプレイ人口が増えると良いなぁという目論みです。
ヤフオクとかで安く売ってますから、アニメしかご存じない方も是非一度、原作の物語を楽しんでみて下さい!
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