今年もまた、一年が終わろうとしています。
2011年も沢山の方にサイトにいらして頂き、また実生活でも沢山の方にお世話になりました。
小さな事から大きな事まで、一つ一つを挙げると書き尽くせない位、色々な事がありました。
そして、忘れてはならないことがありました。
3月11日。
この日を経て、世界は大きく変わりました。
震源地から離れた東京に住む私の生活も、ささやかですが変わりました。
当たり前であることが、どれだけ幸福な事か。
そして当たり前のことが、どれだけ贅沢な事かと。
3月中旬、節電で明かりの消えた電車内で、強く思わされました。
震災から半年以上経った現在、世間は元に戻ろうとしています。
ピーク時と比べると、節電や節エネルギーの試みも目に見えて減りました。
けれど、もうあの日の前には戻れない。
多くの人が考えていることと思いますが、戻っては、いけないと思います。
豊かであることに慣れた私達が「当たり前」としてきたことに、
震災を経た今、私達は常に疑問を呈していかなければいけないのだと感じます。
原発や節電の問題だけでなく、社会や世論のあり方についても。
そして、傍らに家族や友達がいることに感謝をしながら、それぞれに残された時間を大事に使っていけたらいいなと、そんな風に思います。
……なんて、すっかり支離滅裂ですが、皆様、今年も一年間有り難うございました!
既にペースが落ちている当サイトですが、来年も地味に活動を続けて参りたいと思います。
2012年が、皆様にとって素敵な年でありますように!
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