「世間で言うと、今日はみかんの日らしいで」
「『ミカン』?何だそりゃ?」
「あ、アランは知らないんスか。柑橘系の果物っスよ」
「へー、みかんってメルヘヴンにもあるのかー」
「で、何でその『ミカン』の日に私達が招集されなきゃいけないの?」
「何かサイトの管理人の名前がそれなんだって」
「『折角の日だから、何か会話でもしてください』って」
「今日はどちらかというと、『みかんの日』より『文化の日』じゃないか?」
「それにどうせ話すなら、サイト名になってる『海の日』にでも集まった方が妥当だろうが」
「まあいいじゃん。管理人の奴、今思い付いたらしいからさ」
「で、何を話せばよいのじゃ?」
「『サイトのご要望についてとか』」
「何か書いて欲しい話とか言っとけば、いつか叶うかもよ」
「いつかって所が微妙っスね…」
「じゃあまずジャックから」
「ってオイラからぁ?」
「何かないの、不満とか要望とか」
「そうっスねぇ…。最近オイラ結構目立ってるからなぁ…」
「一本主役の書いてもらってたもんね(知らない世界、知らない背中参照)」
「ま、自分らに比べれば全然やけどな」
「ナナシさんは多いよね。アンケートでも上位だし」
「ここだけの話、自分とアルちゃんの出とる話が、連載の次に読まれとるみたいやで」
「その代わり、今枕投げで散々な目に合ってるけどねv(真夜中のhide and seek参照)」
「…せやね。愛故や」
「アルヴィスは…言わずもがなよね」
「ここ『アルヴィス中心サイト』って書いてあるもんな」
「よぉ、随分贔屓されてるじゃねぇかアルヴィス」
「その代わり、女装させられたり失明したり記憶喪失になったり死んだりしてますけどね」
「…………」
「愛故だ、アルヴィス。お前がむちゃくちゃ管理人に愛されている証拠だよ」
「そんな愛はいらない」
「はいはーい、私アルとくっつく話もいいけど、ギンタンとの絡みも欲しいなー」
「むっ…」
「『了解です。ネタが降って来たら書きます』だって」
「やったぁ♪」
「でも『私はドロシーのギンタへの感情は、恋愛感情とは捉えていないのであしからず』だって」(※時と場合で変わります)
「………え、何それ」
「要はキスにはならねぇ、ってことじゃねぇの?」
「残念だったね、ドロシー!」
「顔が笑ってるわよアンタ」
「残念やねぇ、ドロシーちゃん。その代わり自分で我慢してぇな」
「アンタとは以前やったでしょーが(ss.叶った約束参照)」
「たった一本だけやん!世間じゃアルちゃんとより自分との絡みが多いんやで、ドロシーちゃんは!」
「それ以上に、世間じゃアルヴィスかガリアンさんとの絡みが多いから、ナナシさんは」
「りょ、両方男やんか……喜んでいいのか複雑やな…」
「オレだって複雑だ」
「因みに『管理人は世間でいうBLよりぬるめな、キャラ同士の会話しか書けません』だって。…こいつ、自分じゃ散々読んでるのにな」
「ああ、だからここ王道のファントムとの絡みが少ないのね」
「………希望の話に戻るぞ」
「あ、ああ。じゃあオッサンは?何かある?」
「オレぁいくつか主役のがあるからな……今後もまぁ適当に、大人の貫禄を見せてくれればいいや」
「投げやりじゃのぉ…」
「ナナシさんは?」
「自分は、やっぱ女の子とラブラブな話が欲しいな」
「はい次ー」
「ちょ、聞いたのキミらやん!!」
「管理人曰く『ナナシさんはドロシーはともかくスノウに手を出すのは、犯罪臭いのでありません』だって」
「何か自分、散々な扱いなんやけど」
「愛故だろ」
「愛故っスねぇ」
「私もナナシさんとの恋愛はちょっと…」
「何をおっしゃいますか姫様!そんな低俗な話など、出る必要はありませんぞ!」
「…君らが自分をどー思っとんのか、よーわかったわ」
「ベルは?やっぱりアルヴィスとの話か?」
「うん、もっちろん!」
「オレもベルとの話ならいいな」
「幸せな雰囲気の多いしね」
「あ、でも一本記憶喪失ネタあるぞ」
「ギンタ、しぃー!!」
「ギ、ギンタは、何か希望あんのかいな!?」
「結構贔屓されてるわよね〜、ギンタンは」
「一応主人公だからな!」
「一応って自分で言うか?」
「だってここお前中心じゃん」
「『今後も適度に出番があります」だって」
「やりぃ!」
「『でもRe;birthでは脇役です』だって」
「……へー………まいいや!」
「儂は?何か予定はあるのか?」
「『いつか単体で書きます』だって」
「また不確実な答えだな…」
「スノウはどう?」
「うーん……私は皆と一緒の話がいいかなぁ」
「あ、そっか。スノウは結構単独出演の話が多いっスもんね」
「姫様、この私がいるではありませんか!!(一文字お題5 隣 この先も参照)」
「エドともいいけど、他の皆とも絡みたいなぁって」
「そんなエドの希望は……パスするぞ」
「異議なーし」
「な、何故ですか!!」
「オレ達より破格の待遇だからだよ!」
「お前、今の枕投げで主役じゃねぇか」
「そんなぁー」
「で、一番愛されてるアルヴィス君、ご希望は?」
「…もう、死なない程度に好きにしてくれ」
「……あ、『ごめんなさい。一本死ネタを用意しています。アンケート結果でナナシさん主役のが』」
「………おい………」
「報われねぇなぁ、アルヴィス………」
当時書いていた「真夜中のhide and seek」の影響が見られる文ですね。
オチの死ネタは皆様お気付きかと思いますが、現在執筆中の「霧の奏でる夢幻旋律」です。
ごめんねアルヴィス!でも愛はあるんだ!
こんな実の無い話ですが、ここまでご拝読下さり有り難うございました!
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