ライブ途中で指揮者とストリングス隊が出てきて、バンドに混じりながら演奏を始めました。
結構落ち着いた曲のとき(静寂のconcertoだったかな?)、想像以上にドラムの音量が上がって、「わ、音かき消されてる!ストリングスの人やりにくくないかな?」とドキドキ。
しかし指揮者のおじ様は、むっちゃくちゃ体揺らして、楽しそうに演奏されていました。
心配が杞憂に終わったことに安心しつつも、「何だか凄い人だなぁ」と若干呆気にとられつつ見てるうちに曲が終了。その後のゆりっぺの紹介に、思わず「ええ?」と声が出てしまいました。
何と指揮をされていたのは、アニメルの曲を作られた池田大介さんだったんです!
予想外のゲストに思わず大拍手。ガーネットのライブには数年振りの参加だったそうで、偶然といえども池田さんの演奏が聴ける機会にワクワク。
いくつかの曲の後、池田さんがこのライブの為に編曲したという「君連れ去る時の訪れを」が演奏されました。
………何だか、どうしようもなく涙が込み上げてしまいました。
元々素敵な曲で、個人的にも好きな歌だったんですが、それよりも前に。
池田さんの作られたアレンジが、同じ空気だったんです。アニメルの曲と。
クラヴィーア編のラストや最終話で流れた名曲と、同じ雰囲気を感じさせる音階で。
「ああ、この人がMARの曲を書いた人なんだ。この人が、あの曲達を作った人なんだ」と、大好きな曲を書かれた人が目の前に、現実に存在しているということが実感できて、そう感じたら嬉しくて、涙が流れて仕方ありませんでした。
…何ていうんだろう。「つながりを感じた」って言うのかな?
MARの曲はサウンドトラックという形では残っていないから、池田さんの中でどんな位置にあるかはずっとわからなかったし、今もわかりませんが。
池田さんの音楽の引き出しの中に、MARで使った音が存在しているという事実が無性に嬉しかったんです。
きっと当時、ライブで見せてくれたような情熱を傾けて、曲を大事に作ってくれたんだろうなと、そう感じられる時間でした。
…相変わらず物凄く偏った視点からの感想で、端から見ると危ない人の域ですが、それ以外も沢山の曲が演奏された素敵なライブでした!^^
最後アンコールの「スパイラル」がエンドレスで繰り返されて、次の日腕が痛かったのも良い思い出です(笑)
また次のライブまで曲集めの旅を続けつつ、のんびりガーネット漬けの日々を楽しみたいと思います。
では、長くて偏った思い出語りですが、ここまでご拝読下さり有り難うございました!
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