聖夜…とんでもなく素敵な思い出を頂きました。
まだ途中までしか書けてませんが、ちょっとずつあの日のレポートを披露していこうと思います。
あ、イブの余韻と大掃除をしている間に、また一つ年を取りました。
ツイッター等でお祝い下さった皆様、ありがとうございます!!やりたいこと・やらなきゃいけないことが沢山ありますが、一つずつ頑張って参ります。
※ この記事は、舞台「さよならヨールプッキ」のネタバレを多大に含みます。
またゲストコーナー・アフタートークに焦点を置いて書いています。
個人の記憶と主観で書いておりますので、出演者の方の発言の細かい所やニュアンスなど、違っている場合が多々あるかと思います。
その上で、少しでも当日の雰囲気を伝えられたらと思い書きました。
以上のことをご了承された方のみ、閲覧をお願いします。※
2016.11.6追記:
現在甲斐田さん、郷田さんらはイベントなどでハンターのお話をする時、詳しい内容をインターネットに書かないで欲しい旨を、何度か仰っています。
今回のイベントでは意図的にか偶然か、そういったことは話されておりませんでした。(折角のクリスマスだから、ということもあったのかもしれません)
そのため、この素敵な思い出を覚えておきたいのもあり、レポとして詳細を綴りました。
現在こちらのブログは検索よけもかけているので、一般の方の目に触れる機会はかなり少ないと思います。
しかし、お二人を始めとする関係者の方々のご迷惑になるようでしたら、記事はいつでも非公開にする所存です。その意思をこちらに記載しておきます。
12/24 「さよならヨールプッキ」レポ(前半)
脚本はナイトメア・オブ・ゾルディックの奥村直義さん、音楽はHHRでおなじみの佐藤太さんと懐かしい顔ぶれの劇団でした。
物語の舞台は、フィンランドに実際にある施設、放射性廃棄物の最終処分場「オンカロ」。
放射性廃棄物をばらまく街のサンタクロースの正体を見てしまったカインとアベルの兄弟は、彼らに追いかけられるうち、オンカロの地下へと落ちてしまいます。
皆に知らせなきゃ、と地上を目指そうとする二人。しかしオンカロの扉は外からしか開かない。
トナカイ(?)のルドルフに道案内を受けつつ、出口を探して下に降りていく二人。
するとかつて原子力で脚光を浴びたヒーロー達に逢います。
壊れかけたアトムとウラン。ゴジラ。アインシュタイン。
アトムの話によると、自分の動力原である核融合ユニットを持ってくれば、扉を壊せるとのこと。そして自分の力で二人を助けてあげられるとも。
このアトムを演じていらっしゃるのが、順ちゃんことお馴染み竹内順子さん。
カイン「核融合ユニットってどれくらいの大きさなの?」
アトム「…っ(口をぱくぱくさせてる)」
カイン「?」
アトム「最初は「グー!」」
いきなりの音頭に、つられて思わず拳を出すカイン。
アトム「それぐらい」
なんかここ、すごくゴンみたいだった…!多分お客さんの殆どが感じたと思います。
核融合ユニットは、地下の最下層にいるあるお方が持っているらしい。
紆余曲折ありつつ、ボロボロになりながら最下層に辿り着く二人。
そこには…
場違いな明るい音楽と、ツリーを飾るサングラスをかけた背の高いサンタさん、と雪だるま。
…あの雪だるま、何か動いている様な…。
そして、あのサングラス。もしかして…もしかして…
一応トナカイのルドルフ「どうもお久しぶりです!」
サンタ?「おお、ルドルフか!」
と和やかに会話する一方でサンタ!?と怯えるカインとアベル。
カイン「お前がラスボスかー!!」
サンタ?「は?」
どうやら地上のサンタ達とは別の人の様だが、同じ格好な為どうしても疑念が拭えないよう。
ルドルフ「じゃあ、別の人格に変わって喋って頂きましょう。そっちの方が話しやすいし」
「それなら大丈夫…」となる兄弟。ああ、こうしてゲストコーナーになるという訳ですね。
サンタ「話しにくいから、これ(ひげ)取っていい?」
と脱線しつつ、ヒゲをはがすサンタさん。もう顔が見えてきたぞ(笑)
ルドルフ「では、名乗って頂きましょう!」
郷田さん「はい。えー、甲斐田ゆきです」
会場、大爆笑。
くるっと前を向いた雪だるまさん。
サングラスのサンタさんをバシバシ叩き「それ、あたし!」と声なき声で訴えた後
ルドルフ「そちらは?」
甲斐田さん「〜〜郷田ほづみです!!!」
会場、またも大爆笑。
この時の甲斐田さんの声のトーンが、低めでめちゃくちゃクラピカっぽかった!!!
何だかノリが、レオクラジオの時のよう…!
ルドルフ「はい、郷田ほづみさんと、甲斐田ゆきさんです〜!」
この後、雪だるまの着ぐるみを来た甲斐田さんが、何度かルドルフ役の前田さんに「甲斐田るまさん」と呼ばれてました(笑)かわいい。
挨拶が終わった後、どこからかクリスマスカードのような物を取り出す、もはや素に戻ってるルドルフ兼司会の前田さん。
ゲストのお二方のプロフィールが書かれているらしく、順番に読み上げます。
前田さん「『甲斐田ゆきさん。声の仕事してます。男も女も動物もやります。20世紀版ハンター×ハンターではクラピカを演っていました!この役が来た時、当たったーっと思いました。電話をしている時の甲斐田さんは大人っぽいです。車を運転してる時もかっこいいです』」
ハンター×ハンター、そしてクラピカという言葉に、わぁ…と思わず声が漏れる会場。
続いて郷田さんのプロフィールを読み上げる前田さん。
前田さん「『郷田ほづみさん。色んなことをしてます。20世紀版ハンター×ハンターではレオリオを演っていました!音響監督をやってる郷田さんはかっこいい。でも普段は駄菓子屋の蒲焼き太郎みたい。あと換気扇のフィルター』」
郷田さん「蒲焼き太郎???」
いまいち謎なプロフィールに突っ込む郷田さんに「これ竹内が書きましたからね!?」と慌てて言う前田さん。
順ちゃんが選抜した、郷田さんの2015年1月1日のツイート(これは「バルス!」でした。…新年一発目から何故…w)や、日常の面白ツイートが読み上げられてました。
甲斐田さんの誕生日には全然関係ないことを書いていて、「何それー!」と甲斐田さんが怒るという一幕も。
郷田さんのつぶやきって、深く考えさせられることも多いのに、どこか妙で味があって面白いんですよね(笑)
ゲストの紹介をしつつ、舞台の本筋を進めなきゃいけないので、核融合ユニットを譲ってほしいと頼む兄弟。
どうやらゲストコーナーは、サンタ・雪だるまVS.劇団BQMAPのコーナーでもある様です。
ここでBQMAP陣から、助っ人を呼びましょう!という提案が。
前田さん「これ(謎プロフィール)に対して言いたいこともあると思うので、これ書いた張本人を呼びましょう。竹内〜〜〜!!」
舞台奥からたたたーと走ってくる順ちゃん。
順ちゃん「はい、20世紀版ハンター×ハンターではゴンを演ってました、竹内です!」
会場の盛り上がりは最高潮に。
順ちゃん「郷田さん、何でサングラスしてるの?レオリオ意識してるの?」
郷田さん「そうだよ、これミュージカルの時に使ってたやつ!」
やっぱり!!!!この丸い形、見たことあると思ってたら、レオリオのサングラスだったんですね!
15年も持ってらしたんですね。うう、感動。甲斐田さんは勿論わかっていたらしく隣で微笑んでいらっしゃいました。
先程の竹内さんが書かれたお二人のプロフィールで、電話してる時の甲斐田さんが恰好良いとのことで、前田さんにどんな感じですか?と振られる甲斐田さん。
狼狽えつつも、電話をとる真似。
甲斐田さん「はい、もしもし、甲斐田ですけど…」
落ち着いたセクシーなお声…思わず会場皆でうっとり。
甲斐田さん「ねぇ順ちゃん、蒲焼き太郎って…」
順ちゃん「あのね、音響監督やってる郷田さんはかっこいいの。でも役者になると何かふらふらしてるの」
郷田さんの動きをやってみせる順ちゃん。前にゆーらゆら。そしてひらひら〜と手で換気扇のフィルターを外し、振る仕草。
なるほどーとなる一同。これは見ないとちょっと伝わりにくいかも…。
郷田さん「あのさ、オレのは「当たったー!」とかないの?」
順ちゃん「ん?」
郷田さんの突っ込みに対して、順ちゃんの回答はそれで終わりでした(笑)
「何故今回の舞台に出て頂けたのでしょうか?」と聞く前田さん。
郷田さん「あの人に頼まれたからです(指差す)」
甲斐田さん「(笑顔で)この人に頼まれて断れる人いるー?」
順ちゃん、明後日の方向。
順ちゃん「かわいいんだよー。最初郷田さんに聞いたら、『一人じゃちょっと寂しいから、甲斐田さんがいたらいいよ』って。で、甲斐田さんに聞いたら『一人じゃちょっと寂しいから、郷田さんがいたらいいよ』って」
会場「おおお〜」
甲斐田さん「あのね、盛ってます!!」
と一応付け加える甲斐田さん。お一人ずつに打診した上で、順ちゃんご自身が「セッティングさせて頂きます」とスケジュールを組んだそうです。
「それぞれに言ってたんだねぇ」としみじみ仰った甲斐田さん。策士・順ちゃんを垣間見た…(笑)
さて、話題は物語のキーアイテム・核融合ユニットイベント(ゲストVS.BQMAP)に戻ります。
譲って下さい!と言う兄弟に、いきなり「覚悟はあるの?」などと、ちょっとラスボス感を出そうとする甲斐田さん。
しかしすぐさま郷田さんに「それはもういいよ」と言われてしまい「え、だってお話的にさぁ、一応…」とちょっといじけてた甲斐田さん、かわいい。
郷田さん「オレはね、感動したいんだよ。クリスマスですよ。まぁこの舞台を見たら感動できると思うんですが(ハードルが…と小声でぼやくメインキャスト)、今すぐに感動したい!!
これまでのゲストがどうしたかは知りませんが、簡単に渡すことはできません」
数枚のカードを差し出す郷田サンタさん。これを引きつつ即興劇をするのが条件だそう。
アドリブの練習でよく行われる、エチュードの一種ですね。
横から「これね、私が切ったんだよー!」とにこにこしながら言う甲斐田るまさん。
当たり前のように郷田さん、甲斐田さん側に並んでいた順ちゃんは、カイン・アベルの高瀬さん&斎藤さんに「先輩はこっち側だから!」と呼ばれてました。
郷田さん「そう、あなたはBQMAPだから!」
は〜い、とBQMAP陣側に行く順ちゃん。両方ファミリー感あっていいなぁ。
〜後半へ続く〜
ちょっと時間がたりませんので前半、ここまで〜!!後半とアフタートークショーはまた後日に上げます。
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