キャラカクテルを作っていただいたお店は、こちらです。
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真鎖夜そもそものきっかけは、3月にしばらく旅行も行けなくだろうからと、母と憧れの地・ドイツへ旅行した時に同じツアーで知り合った、同世代の方です。
年が近いのもあり、同じテーブルになった夕食中、会話を楽しんでいると母が「この子ね、コミケとか行ってるのよ」と私の趣味をバラしました。
どわー!!!と焦りましたが、まさかの「あ、私出てます」という返答に、すっかりオタク友達として意気投合。
ゲームの趣味がかなり合っていたことから、帰国後もツイッターで会話させてもらっていました。
その彼女が5月の末ごろ仕事で上京するとのことで、せっかくだから遊ぼうという話になりました。
そこでこのバーのことを教えてもらい、予約をしてもらって行くことになったのです。
キャラカクテルは予約限定。
お店に入ったら、オーダーシートを渡されます。そちらに作って欲しいキャラクター・CPの自分の言葉で書くことができます。
MARとハンターで迷いましたが、圧倒的人口比、マイナー度、この先誰も注文しない可能性を考え「よし。MARで作ってもらおう」と決意。(書いててなんだか切なくなってきた)
アルヴィスを注文しました。
で、こちらが私が記入したオーダーシート。
我ながら愛が重くて引いた。
おそるおそる渡したものの、バーテンダーさん(兼、ここの店長さん)は笑顔で読んで作ってくださいました。
それがこちら。
美しい。
色合いといい器といい……雰囲気からアルヴィスだ…
器はクラヴィーアのガラスの色をイメージしてくださったとのこと。
ベースはアルヴィスの青からブルーキュラソー、アブソルート・バニラというバニラ風味のウォッカ。
私が書いた「おそらく甘党(ファンブックのラッキーアイテムから)」という情報と、時折見せる彼の笑顔から、ほんのり香るバニラの甘みを使用。
さらにお酒の名前の「絶対的な」というワードから、孤高な彼をイメージしてくださったとのこと。なんだその神チョイス!!
そして、下の方には少し苦味のあるカラメル。
これはゾンビタトゥに蝕まれつつある彼をイメージしてくださってるんですって。なにそれ!!なにそれ!!!!(大興奮)
説明を聞いている途中から顔がとろけてしまって、かなり気持ち悪いことになっててたと思います。
最後の方、「ああ…もう…すてき…ステキ…ありがとうございます…」と語彙力のないつぶやきを延々と繰り返してました。
我ながら気持ち悪い客だったと思う。
多分バースプーンはARMの銀色をイメージしてくださったんだと、勝手に思ってる。
店長さんは、私より2つぐらい上だったかな?ほぼ同世代で、なんとMARを知っておられました!!!
「烈火は有名ですけど、MARの方はなかなか知ってる方いないんですよね」
わかります、わかりますとも!!!!!
盛り上がる中、ダメもとで聞いてみた。
「あの…これまで私以外に、メルヘヴンのキャラカクテルを頼んだ方っていましたか」
「いましたよ」
なにーーーーーーーーーー!!!!
過去に来たお客さんが頼んたのはベルだそうで!!誰だろう…!お友達になりたい…あえてベルを選んだその理由を聞きたい…そのカクテルも見たい…。
土曜の昼間に行ったので、まだお客さんも私たちしかおらず、また友人・私もゲーマーで、店長さんもゲーマーだったので、話は弾み。
あまりの居心地の良さに、気がつけば3杯目も飲んでからお店を後にしました。
カクテル自体もすごく美味しいんです。私はアルコールはそんなに得意でないのですが、そのことを伝えたら弱めのものを作ってくださって。
しかも安価。1杯1500円程度。
思わず「こんなに美味しくサービスも素晴らしいのに、なぜこのお値段なんですか?」と尋ねたら
「オタク活動って、お金がすごく要るじゃないですか。ゲーム買ったりグッズ集めたり。限られたお金をやりくりしてる方って多いと思うんです。
そんな方でも、気軽に美味しいお酒を飲んでもらえたらいいなと思って、社長と相談してこの価格にしたんです」とのこと。
菩薩なのかこの人………そしてここの社長さん……
カクテル自体の素晴らしさも勿論、店長さんのお話からすごく刺激を受けました。
ここで色々イメージについて学ばせていただいたのが、スイーツストラップの発想に大いに役立った気がします。
ほかに作ってもらったカクテルの写真も載せます。
白ぶどうベースの一杯目(左側)。
あろうことか名前を失念しましたが、夏に向いているさっぱりな味わいで美味しかった。
こちらはノンアルコールの「シンデレラ」。
柑橘ベースで縁に塩がついているのが、舌の上でアクセントに。
約3時間。すごく素敵な時間をいただきました。
夕方から徐々に増えたお客さんのほとんどが常連さんでしたが、その気持ちがとてもわかります。何度でも通いたくなります。
今度行った時は別のキャラも…と、新たな野望を抱きながら、友人と余韻に浸りつつ帰路につきました。
住宅地の中にある隠れ家のようなお店で、お酒を飲める年齢の方にはオススメです。
純粋に美味しいお酒を飲みに行くのも、自分の好きなキャラを作ってもらうのもどちらでも満喫できますので、ぜひ!
以上、ざっとではありますがレポでした。
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