部屋を整理していて、だいぶ前に買ったメルヘヴンのカレンダーが出てきました。
あまり出回っていないものですし、見応えのあるイラストが多くとても良い品なので、せっかくなので紹介しようと思います。
※長年丸めて保管していたことにより、かなり強い癖が生じて真っ直ぐ伸ばして撮影することが困難でした。
※部屋の光の加減でイラストに反射がある部分もありますが、ご了承ください。
※著作物の引用の観点から、画像に権利元を明記しています。
画像が大きいのでサムネイル表示しています。クリック・またはタップでご覧ください。
まずは2006年版の表紙。
発売されたのは、アニメ放送だと2年目に突入した頃ですね。
レスターヴァ城を臨む構図から3期OP「夢・花火」を彷彿とさせるイラスト。
時期的に、OPより多分こちらの方が製作は早いはず。
OP版にはスノウがいないので、こちらは旅の最終目的地をイメージしたものでしょうか。
絵のバランスの安定感から、多分キャラデザ担当の小丸敏之さんの作画かと。
全員集合系のイラストでは、エドとベルもいるのは個人的にポイントが高いです。彼らも含めて「メル」なのだと感じられるので。
カレンダーは2ヶ月ごとにイラストがついている仕様になっています。
1,2月。ギンタとバッボのガーゴイルレイ。
背景からだと、ヴェストリの地底湖での戦いイメージかな。
一人(二人)でイラスト丸々1枚使われていて、贅沢な仕様です。さすが主人公!
3,4月。マジックカーペットに乗るギンタたちとドロシー。
物語初期の空気がある感じが、個人的にお気に入りです。
ミニキャラのギンタたちが可愛い!そしてドロシーちゃんは相変わらずスタイルが良い。
デフォルメの崩し方やドロシーの瞳の描き方から、作画はアニメル第1.2話作画監督の長森佳容さんかな。
5,6月。メルのメンズサイド。
これの作画、ハイライトの入れ方がめちゃくちゃかっこいいです。
アニメ本編ではあまり見たことないから、イラストならではのコストのかかった作画かと。
担当されたのは、カレンダー表紙にあるお名前から察するに20話(アニオリのガイラとの修行回)などの作監の石川哲也さんかな。
決めてる面々の中でベルもビシッとポーズ取ってるのがいいですね。アルヴィスとベルはセットなのだ!
7.8月。メルのガールズサイド。
作画が異常に良すぎるこちらのイラスト。昔から結構有名でネット内でも割と出回っている気がします。
ドロシーの作画が力入りすぎてビビります。水着の下の肌のラインとか、お尻や脚の肉感までめちゃくちゃ細かい。
遠いアングルですが、スノウの水着姿もとっても可愛い。さりげなくユキちゃんモチーフのアクセサリーだし、淡いイエローのリボンというのも似合ってる。
セクシーなビキニドロシーに対して、正統派水着のスノウというのもポイントが高いです。
…こんなに語って、私は男子か。
画面端で土左衛門化してるエドにもじわじわくる。彼はスノウとセットなんですね。
背景奥はよく見ると氷山…?どこなんだここは。
9,10月。チェスの面々。
ファントムとクィーンをメインに、背景にゾディアックの面々。ラプンツェルがいるので、イアンがまだナイトになる前ですね。
この時点でまだ姿が判明していないナイトである、コウガとマジカル・ロウとかはローブのまま。ガリアンは見切れてる。
これもバランスの取れた顔のラインとかから、小丸さんの作画かと。
11,12月。雪の中遊んでる14歳組とバッボ。
スノウがリボンを雪だるまに使ってるのが可愛い!
バッボも雪だるまに見立てられてるのが楽しげ。ハンマーの持ち手が雪だるまの手の部分になってて、よく見ると芸が細かい。そして勝手に使われてるジャックのスコップ。
ジャックよ、君その格好で寒くないんか…?あ、それはギンタもか。
2006年版はここまで!
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