前回から時間が経ってしまいましたが、2007年版の紹介です。
2007年版の表紙。
アニメルとしては、2年目から3年目。
当時関東ではクラヴィーア編が放送されていて、アルヴィスが敵の手に落ちたまま二週間待つことになり、死にそうな思いで年を越した頃であります。
背景はレギンレイヴ城のバトルフィールドかな。試合後に皆で駆け出しているような感じ。
皆にこにこしているのが良い!ナナシたちだけでなく、ドロシーやアルヴィスも珍しく本気で微笑んでいるのがいいですね。
スノウのそばにはエドもいるし…って、あれ!?ベルは!?
ベルがいないぞ!?アルヴィスの横にも髪の毛の間にもいない!(※アニメ後半はアルヴィスの頭に乗ることが多かったベルちゃん)
これは見切れてるか、そもそもいないか…うーん、そこだけ惜しい!!
あれですよ、シチュエーションとして、ベルが一足先に飛んで皆を前から見てるとか…。そういう風に考えることにします。
1,2月。ギンタとバッボ七変化。
ちょっとカレンダーの丸まりがひどくて押さえつけながら撮影するのに苦労して、画角に納め切れなかったのですが、ちゃんと上にはガーゴイルも描かれてます。
登場頻度の少ないクッションゼリーもしっかりあるのがいいですね。
バブルランチャーは、バブル越しにちゃんとギンタの体が透過しています。
…このちっちゃいギンタンの作画、遠目だから簡略化されてるんだけどなんか可愛い。
3,4月。メンズのアーム発動シーン。
なんと、珍しくガイラさんがいますが、代わりにジャックがおりません。
クロスガード組の集合絵かな?と思ったらナナシさんはいるという。ちょっぴり不思議な人選。
作画はおそらく47話(傷だらけのアルヴィス)や65話(不思議の国のリリス)の作監のまきだかずあき(槇田一章)さん。
この方は顔の中にしっかり歯を描かれるのが特徴で、少年漫画っぽい絵柄なんですよね。
センターのアルヴィスかっこいい!セイントアンガーを発動させている悪めの顔のアランさんはどう見てもラスボスです。さすがファントムをやった人(※アラン役の小杉十郎太さんはCM劇場でファントム役を担当されていた)。
ところで、皆さんお気づきだろうか。
ガイラさんだけ何も発動させていないことを…。
修練の門かと探してみましたがありません。彼は何を発動しているのでしょう。気合いでしょうか。
5,6月。チェスのラストバトルのメンバー。
フィールドはレギンレイヴのようですが、背景がなんか不穏な天気ですね。こんな曇り空のシーンは本編になかったような。
多分イメージとしては、6thバトルから戻ってきたあとの「最終決戦…」って辺りなんでしょうね。
作画はキャラデザの小丸さんより若干面長の印象があるので、カレンダー表紙の原画担当者の名前から考えると甲藤円さん(53話「ファントムを倒す」の作画監督)でしょうか?
7,8月。恒例水着シーン。
相変わらず女の子の作画が良いです。
ドロシーちゃんの水着も下乳もエロすぎる…柄のチョイスが本気だ。
スノウも今回はビキニです。水玉柄がかわゆい。
そしてなんと今回はベルも参加!水着は…す、スク水…だと…!?誰の趣味だ!?スタッフか!?チョイスがガチすぎる!!(そしてなぜメルヘヴンにスク水があるんだ)
可愛い女の子たちの後ろで、男性陣はなんかシュールです。皆良いんだけど…なんだろう(笑)
ビーチチェアでくつろいでるアルヴィスがブーメランパンツだ!と当時から何かと話題になっていたんですが、改めて見るとサングラスもしてたんですね。
ポーズといい、やたら良い体の作画といい、なんか、面白い。
アランさんも水着はふんどしだし、グラスのデザインといい、ギャグ狙いですよね。多分。
作画はアルヴィスの髪の毛の描き方や、筋肉に忠実なセクシー寄りの体のラインとバランスのいい瞳のタッチから、おそらく近藤優次さん。アニメ後半の重要回を担当されていた方です。
この方の作画は、当時かなり評判が良かった印象。そのためか最終回の作監も担当されています。
ところでこのイラスト、ナナシがいません!
女の子が前面に集合していることから察するに、おそらく彼は撮影係なのでしょう。
野郎の自分が映り込むより、可愛いおんにゃの子たちをアップで収めたかったのでしょう。
漢だぜ、ナナシ…(と勝手にシチュエーションを想像するのであった)。
9,10月。クイーン、キング、オーブのラスボス勢。
キング(オーブ)の表情がなんかめっちゃ楽しそうでじわじわ来ます。
原作からそうですが、やけに弾けている笑顔ですよね。なんかオリジナル笑顔(元ネタ・ガン×ソード)みたい…
ハロウィーンの時期にはぴったりな感じのする面々。この人たち、よく見ると作画は結構面倒くさそうだなぁとしみじみ思います。
特にオーブ。あのよくわからん文字のうねうねはなんでしょう。
11,12月。ギンタと小雪と、ダンナとギンタママ。
親子でメルヘヴンにお互いの大事な人を連れてきてるという、すごくいいイラストです。
原作だと叶わなかったシチュエーションが、カレンダーでは実現できているというのがいいですね。
ギンタと小雪は本編一話を踏襲した流れになってますし。
ダンナさんとギンタママも来ることができているのがまたいい。
メルのアニメは本当、アニメスタッフの方々の愛を強く感じます。
こうやって改めて見返すと、当時のことも思い出されて色々と懐かしい気持ちになりました。
他のジャンルも好きですが、多分この作品はずっと好きだろうなと思います。